妊活、不妊治療で色々模索されている方へ
治療の前、または、治療と並行して考えてみていただきたいのが
母体の身体についてです。
不妊治療の前に女性の身体を整える事を取り入れてみて
昔と比べて社会進出をして仕事をしている女性の身体は、とても緊張していて冷えています。
生理痛、子宮内膜症、月経不順が該当する方は多いのではないでしょうか?
私自身、31歳でやっぱり子供を持とうと思った時、産婦人科で診てもらったら筋腫がいくつかありました。
幸い、着床に問題ない場所だと言っていただいたので心配なく妊娠する事が出来ました。
でも、そうでなかったらとても不安だったと思います。
これらの原因をゆるリンパでは、大腰筋の緊張によって子宮が冷えていると考えています。
大腰筋の緊張による子宮の冷え
骨盤の前に上半身を支えているとても大きな筋肉があります。
ココが緊張している方は・・・
◆腰痛がある
◆足元の冷え・むくみがある
◆股関節に痛みや不快がある
◆反り腰
◆お尻が硬い
◆生理痛・生理不順
◆便秘
等々のお悩みをお持ちの方が多いです。
筋肉が緊張すると
筋肉は冷たく、硬く、重くなります。
腰回りが冷えて、下半身が重く感じるのはこの為です。
大腰筋の近接を子宮や卵巣、腸があります。
接しているので、酸素や栄養の配給が滞る事もあり冷えるんです。
子宮を温める為にも大腰筋を緩めたい
大腰筋を緩めるケアをするようになると
お通じや生理痛の軽減が見られます。
お腹が温かくなったという感覚も出てきます。
リンパの流れが出てくると
滞らなくなるので
生理の周期も安定します。
想像ですが、大腰筋が緩むことで
隣接する子宮などの内臓の状態も良くなっている。
赤ちゃんが安心して育つ環境が作れる
と思われます。
ゆるリンパはあくまでも治療ではなくケアです。
自分の身体が快適な状態になるように促すケアです。
快適な身体に変わっていく事で
不調が消えていくという考え方です。
赤ちゃんが着床しにくい
また子宮で赤ちゃんが育ちにくい
環境を変える可能性が見えるように感じています。
私は二人目の妊娠期間中に切迫早産をしかけて
入院していた事があります。
それも、自分を大切にするこのケアを知っていたら
もっと赤ちゃんのいる自分の身体を大切に扱う事が出来たのにって思います。
大腰筋を緩めるケアは
ゆるリンパケアの中でも身体を捻らず、寝っ転がってできるとても優しい動きのケアです。
こんなんで良いの?って不安になるかと思いますが、ゆったりとした気持ちで
ただただ、呼吸で身体の力みを抜き、触れるところを全身から揺らす
骨盤の前、肋骨の下、みぞおちと3か所に触れて呼吸
大腰筋の3ポイントに触れて揺らす事となります。
片側をケアして、確認の時は、反対のケアしていない方の足をチェックしてから
ケアした方の足を持ち上げていただくと、ケアした軽やかさがより際立って分かっていただけます。
まとめ
不妊治療や妊活でストレスを抱える方が多いと知って
まず、リラックスする事が大切なんじゃないかと思っています。
そもそも、緊張する事の多い現代社会です。
90%の人が緊張しているように見受けています。
つまり、ほぼ皆さんが肩が凝っていたりなにがしかの不調を持っています。
力を抜いてくださいと言ってもどうしたら良いのか分からないとおっしゃいます。
ここを改善する事からでないと、いくら体外で受精に成功しても
身体に戻してどうなんだろうと私の個人的なものの見方です。
身体が赤ちゃんを受け入れられる身体に整えてから
赤ちゃんが育つ状況で迎えて産むのが大切じゃないかな~って感じています。
そうする事で、産後の身体へも
骨盤を戻したり
授乳や抱っこでの手の痛みの対処ができたり
自分で身体を整えられるようになっているので
イライラしたりする事なく
穏やかに育児をしていただけるようになります。
妊活・不妊治療で不安でいっぱいな方に
不安で居るよりも、その時間を自分のメンテナンスにあてていただいているうちに
赤ちゃんがやってきても安心して育つ子宮になっていただけると思っています。
実際に妊活を辞めたら授かった話
ゆるリンパヨガに月に2回通ってくださった方が
2年目を迎えたある日
「実は妊娠を諦めて夫婦二人の生活で納得してたんですが授かりました。」
を報告をいただきました。
妊活を目的にレッスンを受けてくださっていたわけではありませんが
2年目に入る頃には、肩凝りや腰の不調がほぼなくなっていて
状態が良いので続けてくださっていました。
特に腰痛があったので大腰筋のケアが中心であったのも良かったのかもしれないです。
ゆるリンパと妊娠の因果関係は定かではありませんが、理論上、身体を整えている事で
赤ちゃんが育つにはとても良い環境にしていただけるし、
お腹が大きくなっても腰が痛くなったりしにくい身体にしていただけます。