自律神経は、私達が生きて行く為に
私達の意思とは関係なく働いてくれている
・呼吸
・体温
・血圧
・心拍
・消化
・代謝
・排尿
・排便
と言った、生きていくうえで欠かせない生命活動を維持するために24時間365日、休むことなく働いています。
ストレスや環境の変化に応じて身体を調整しながら、全身を最適な状態に保つものです。
凄く暑いと、暑い状況に対応して最適な状態にしようと交感神経優位になります。
また、暑いから涼しい場所を探しエアコンの効いた場所に入ると
またそこで最適な状態にしようと交感神経優位になります。
昨今の環境は暑すぎたり、寒すぎたりで自律神経が交感神経優位にある事が多く
ストレスを感じ乱れてしまいます。
自律神経が乱れると
交感神経優位の状態が続くと・・・
・頭痛(緊張性頭痛)
・まぶしさ、目が乾く
・口が乾く
・動悸・息苦しさ
・便秘・腹痛
・胃痛・腹痛
・体温調節しづらい(熱がこもる)
・過緊張・首凝り
交感神経が優位になると、アドレナリンが過剰に分泌され
寝れない、イライラするなどと言う状態になります。
どう言った時に交感神経優位に切り替わる?
こういう状況で交感神経が優位になりやすいという状況があります。
・日中
・興奮した時
・驚いた時
・ストレスを強く感じた時
・緊張した時
・不安を感じた時
・危険を感じた時
危険を感じ血流が過剰になる状態です。
リラックスして落ち着かせるようにゆるリンパをしていただきたいです。
副交感神経優位になる時
・お休みモード
・消化
・脳血管を拡張させる
・瞳孔を収縮させる
・さらっとした唾液
・気管支を収縮する
・心拍数を減らす
・消化の促進をする
・排便・尿を促進する
副交感神経優位になるとどんな事が起きる?
◆片頭痛
◆涙が出る
◆脈が遅くなりすぎる
◆だるさ、朝おきれない
自律神経の働き
冒頭にお伝えしたように自律神経は私達が生きていく上でとても大切な役割をしています。
◆交感神経は活動(行動)する時に作用する神経
◆副交感神経はリラックス(休息)する時に作用する神経
車で言うと、交感神経=アクセル、副交感神経=ブレーキ
1日24時間全てをフルの状態にして生活すると壊れてしまいます。
交感神経優位になる事で血圧を上げたり、副交感神経が優位になる事で下げたり
バランスをとっています。
また、夜になると眠たくなるのは副交感神経に切り替わるからです。
こういったバランスをとってくれているものが何らかの理由で崩れてしまって
自律神経失調症になります。
自律神経の乱れる原因
よく言われるのが
ストレス
ストレスも色々タイプがあります。
<精神的ストレス>
◆家庭・仕事場での人間関係
◆昇進・進学での重圧・失敗
◆ハラスメント
◆結婚・出産
<身体的ストレス>
◆重労働
◆過労
◆長時間労働
◆睡眠不足
◆病気・ケガ
◆更年期などのホルモンバランスの乱れ
◆天候・気温変動
◆運動不足
◆加齢
<生活習慣>
◆不規則な食事
◆不規則な睡眠時間
・夜更かし、昼夜逆転、
◆不規則な起床時間
過度なストレスを感じる事で自律神経が乱れて様々な不調が現れます。
ストレスを受けることにより、交感神経優位な状態が続く事で
身体の緊張状態が続く事で寝れない、お腹が痛いと言った不調がでます。
ゆるリンパヨガの期待できる事
交感神経と副交感神経のスイッチの切り替わりがスムーズに切り替わらなくなっている身体を
リラックスさせて、自律神経を整える事をしたいです。
ゆるリンパヨガで身体を緩め整えていくと
自然と自律神経を副交感神経優位な状態に変化させます。
特に有効な症状
◆更年期による諸症状
◆肩こり
◆冷え性
◆イライラ
◆肌荒れ
等々
まとめ
自律神経の乱れによる身体の不調のお悩みは人それぞれです。
家で休んでいると良くなるかと言うと
副交感神経が優位になり過ぎると鬱っぽくなる方もいらっしゃいます。
ゆるリンパをしていると
副交感神経優位に切り替わるだけでなく
セレトニンが分泌される事もあり
コレは、抗うつ剤として処方されるホルモンです。
またオキシトシン(幸せホルモン)が分泌されるので
不安症などの症状が安定する効果もあります。
身体に負担のかかる方法ではないので
自律神経を整えたいと思われるなら
何か一つ(片手バンザイ)だけでも取り入れてみていただいて
身体が楽になる感覚があれば
ゆるリンパレッスンをオンラインを活用していただいて
取り入れていただけたら変化を期待できます。
様々な情報の中、色々調べて不安になるくらいなら
是非、実践してみてください。