たまたまエレベーターで一緒になったご婦人
同じビルの病院に行かれる方です。
閉まったドアに向われて
手は『グー』強く握りしめていらっしゃいました。
何かをしっかり握っていらっしゃるんですよね。
私の今年に入ってからのテーマです。
頑張らなくて良い。
手放せばいい。
身体がからのメッセージです。
私達は、無意識に握りしめているんです。
それが悪いとか、良いとかではなく
ただ、握りしめていると
身体も心も頑なでどこか頑張っていて
身体に痛みや不調がでている。
身体の緊張に気付いていますか?
レッスンで皆さんを見ていると
肩が耳に凄く近く感じます。
上がり肩、巻き肩、猫背です。
無理に下げても直ぐに戻ってきます。
緊張しているところを緩めていかないと下がらないです。
レッスンで解いて、下げて
また次お越しになって
解いて、下げて
の繰り返しです。
ある時、気付かれるんです。
「私、野菜を包丁で切る時に肩に力が入っている事に気付いたわ」
「私、車を運転する時、ハンドル握る手が凄かったわ」
皆さんの普通は緊張した状態
そんな事気にとめた事もないでしょう。
でも、緩めていくと
緩まっていると心地良い
緊張していると違和感があるに変わってきます。
そうなんです。
もう、緊張している状態が普通になっていて
緊張していないと変になっているんです。
ところがレッスンで緩めていくと
緩まると心地いいよねって覚えていただくので
緊張していると気持ち悪い
緊張を解きたいってなる。
なので、トイレに行ったら
顎を揺らしたり
お風呂の湯船で足指を回したり
ちょっとした時に
緊張しているって気付いて
肩を落としながら呼吸を吐くって事をしてくださる。
ここに慣れてくると
身体はどんどん緩める方向へ進んでいきます。
身体が緊張しているのはあなたが緊張させているって事
「私の身体はなかなか緩まなくてもう!」
「私の身体はあちこち痛くて困ったもんだわ」
そんな風に思っていますか?
もし、そうだとしたら
身体はあなたに凄く怒っていると思います。
身体は初めから緊張して、あちこち痛くて、融通の利かない身体だったわけではありません。
使かっているあなたに合わせてそうなってしまったのですよ。
なのに、身体を電化製品が壊れたかのように扱っていませんか?
生れた時から共に成長し、私達の思うように動いてくれる身体
あなた自身にこうしたい、こうなりたいといった思いがあるように
身体自身にもこうしたい、こうなりたいがあります。
またいつも一緒に居るあなたの本当の魂を一番理解してくれている存在です。
だから、あなたが本当のあなたとずれているとまっ先に教えてくれるのが身体です。
最初はくすぐったい感じで伝えくれますが、あなたが知らん顔をしていると痛みで伝えてきます。
痛みでないとあなたが気付かないからです。
あなたがこの人苦手だなって時、身体はバリヤを張って自分で自分を守ります。
また、車にぶつかりそうになったら、やっぱり身を縮ませて守ろうとします。
電車の人混み、初対面の人、新しい事に挑む時
色んな時に、私達は自分を守るために身体が緊張します。
全て、あなたの為に身体が自分で自分を守っているんです。
でもその緊張がひっきりなしになっていて
その緊張している状態が通常になってしまって
抜けない。
で、不都合が起きているんですよね。
身体はだって守らないとって感じです。
ただ、リラックスする時間を毎日どこかのタイミングで創る
自分で自分を緊張させているって気付けました?
身体を緊張させるって事は自律神経は交感神経優位な状態です。
交感神経優位の状態で分泌されるホルモンが出続ける事で血管が収縮するんです。
無意識では過緊張の状態が普通になっているからこそ
あえてリラックスできる時間を作りましょう。
自分にとってリラックスるってどうしている時ですか?
皆さんにとってその方法は色々かと思います。
私自身もゆるリンパをセルフでしているのに
どうも緩まないな~って模索する時期がありました。
ゆるリンパは頑張ってやっても緩まないんです。
なので、思考を働かせるよりも
リラックスしてただ気持ち良いな~って感じながらやって欲しい。
その為に、レッスンでは解説をしません。
どこをどんな風になるかを感じにいっていただきます。
「頬を触れている手の中でふわ~っと筋肉が膨らんでいますよ♬」
「背中がじわ~っと床にどんどんなじんでいきますよ~」
「鼠径部が」ふわふわっと膨らんでいて柔らかく感じますね~」
と言った感じです。
だから、レッスンでは極上にリラックスできて
レッスン後の身体は何か解けてリセットされた感じになるんです。
足が上がらなかったのに
↓
上がるようになったり
膝が痛かったのに
↓
痛みが消えたり
突っ張っていた肩が
↓
解けてふわっとしていたり
それは、本来の自分の状態に戻るだけです。
方法はとても簡単。
自分で自分の気付いた時に
気になる部分をふわっと優しく触れて撫でるだけ
こんなに簡単だけど
通常モードの緊張が強くて
なかなか習慣にできない!
だから毎週のレッスンで脱力を癖にしていただく
揺らす、撫でるを習慣にしていただく
それがゆるリンパヨガのレッスンです。
自分でもちょこちょこする
緩んでるタイミングを作る
まとめ
どれだけ私達が緊張している状態を受け入れてしまっているか分かりましたか?
そう、どれだけ受け取らない状態を創っているかも分かりましたか?
無意識に身体を頻繁に強張らせて自分で自分を守ってしまっています。
レッスンを3カ月は続けてみてください。
とお伝えするのは、個人差はありますが、このリラックスの感覚を腑に落としていただく期間です。
自分の身体にとって大切なのは、鍛える事ではなく、緩める事だと納得できると
ちょっとでも癖になったケアが増えて、身体はどんどん楽になります。
身体の緊張が解けると、不思議と心も緩まります。
私はこういう人だから
私はこれが嫌い
ここは、こうでないと
といった細かいこだわりが消えていき楽になります。
身体が喜ぶのが分かるので、もっとその時間を持とうと思うようになります。
私自身、どんな時間より
ゆるリンパヨガをしている時間を身体が求めているのが分かるので
スタジオの休みの日は半日です。
1回はレッスンをしたい。
自分でもしますが、皆さんと一緒に
「今日も幸せ!」って感じたい!
さあ、一緒に身体が求めるリラックスを体感しましょう♬
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